ケグについて

ビール容器はケグに決定ということで、ケグの選定です。
ケグにも少し種類があって、キリンなどの生樽やコーネリアスケグ(元々はコーラ等の炭酸飲料を保存するためのもの)、ミニケグと呼ばれるものなど。


キリンなどの生樽は酒屋で中身入りを購入して中身を飲んだらその樽を再利用するというものだけど本来はこの樽は返却する必要があるようです。
樽のデポジット金額は、1,000円ぐらい。樽を返却するとデポジット金額が戻ってくる仕組みです。
これの難点はリッド(蓋)を開けるのが少し特殊らしく、専用工具(通販で売ってる)が必要。
GasラインとLiquidラインのホースはサーバーヘッドに付いていて、それを生樽に付けるという感じです。居酒屋とかでバイトしたことがある人は知ってるかも。
日本の4大ビールメーカーでは、『キリン』と『アサヒ、サッポロ、サントリー』と2つに分かれていてサーバーヘッドの種類が違います。
なので生樽を買ってそのまま飲みたい人はどのビールメーカーのものを飲みたいかでサーバーヘッドを買わないといけない・・・。なぜキリンだけ違うのかなぁ😔


コーネリアスケグは海外のホームブリューでは一般的で1.5ガロン、2.5ガロン、5ガロン、10ガロンとありだいたい5ガロンのを使ってる人が多そうです。
コーネリアスケグにはGasラインとLiquidラインの接手がケグ本体に付いていて、その方式にはピンロックとボールロックの2種類ありボールロックが主流です。

ミニケグは容量が小さい、だいたい5リットルぐらいまでのもので、GasラインとLiquidラインの接手やケグ内部の圧力を抜く弁がリッドに付いてます。


⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
自分はコーネリアスケグにしました。
コーネリアスケグも少し種類があって一般的?な外観のものは、日本でも買えます。
高山工業さんが作っていて問い合わせをしたところ個人でも買えるとのことです。
値段は本体だけで5L、3ガロンのものが13,000円以内ぐらいでした。
それに送料です。
海外から買う方法もありますが、日本で買うのがお手軽かなと思います。

自分も高山工業さんに問い合わせした時点で海外(アメリカor中国)から買うのと比較をしていました。
あとは自分のKegeratorに入る本数等も考慮に入れる必要があります。

Youtubeで見るとそこそこ横幅のあるものであれば、だいたい5ガロンのものを2~5本とか使っています。
何本入るかは、自分の冷蔵庫にもよるので購入したレマコムのRRS-176NFの内寸から趣味レーションをしたら、普通に置くと3本がギリギリ。
容量としては5ガロン?(19リットル)
自分がビールを作る場合は10~12リットルが多そうなので2.5ガロン(10リットル弱)で良いのかな~・・・。
と考えていたらtorpedoケグなるものを見つけました。
コーネリアスケグと違って持ち手が割と高くなっていて形も縦方向にスタックできる形になっているのが新しいらしい。
しかもGasラインとLiquidラインのコネクターを取り付けた状態でスタックができるようで・・・これならレマコムのRRS-176NFでも高さ方向がクリアされれば、最大5本入れることができる!
ということでtorpedoケグが有力候補になりました。


左下が2.5ガロン、左上が1.5ガロン
右が5ガロン

高さ方向の問題がなければスタックできます。
普通のコーネリアスケグだとスタックするのにスタック用の部品?が必要みたいでまたスタックしたまま、GasとLiquidラインのコネクターを取り付けることは不可なので同時運用はできない感じです(スタックはあくまで保管のため)。
torpedoケグは基本アメリカでしか売ってないため海外通販する必要があり、日本へ発送してくれるサイトを調べました。
またKegeratorを作るにあたっては、中国アリババのAliexpressもかなり活用しました。

Aliexpressでもtorpedoケグと同じ形のケグが売っており(元々、中国で生産してるものであれば、それそのもだけど・・・その代わりtorpedoという文字は付かない、バッタものかもしれない)、その業者とやり取りをしたんだけどレスポンスが悪くて結局、そこでは買わず・・・。


⬆⬆⬆Aliexpressのある業者のケグ⬆⬆⬆
取っ手と底の形状からスタックが出来そうなんだけど・・・
と思って色々と調べていたらこれとほぼ同じ形のものがアメリカのサイトでも売っていて

⬅画像のようにスタックをしている写真が載っていました。
これをAliexpressの業者に送って聞いてみたけど、スタックした状態での運用は推奨していないとのこと。
これを買って自分で試してみるには少しリスクがあるので、結局、これを買うのも断念しました😔

※上記のアメリカで売っているCannonball Cornelius Mini Kegの説明文には、ボールロックディスコネクトを取り付けた後でならば簡単にスタックできると書いてあるのでAliexpressのものがほぼ同じものであれば、おそらくはスタックでの運用もできましたねぇ※

結局は、アメリカのサイトからtorpedoケグのスリムラインの2.5ガロンのものを5本購入しました。
購入するにあたって色々と問題があり(日本への発送はOKだけど支払いでエラーが出てなかなか購入できず、結局、英語が話せるyoに直接、アメリカに電話をして貰ってオーダーができました)ましたが、オーダーが通ってからは1週間ぐらいで届きました。
本体は89.9ドル×5、送料が約150ドル(USPS)、関税と消費税で3,600円。

Aliexpressのものよりも総額で25,000円ぐらい高くなってしまった・・・。
※送料は2,000円ぐらいアメリカからの方が高いぐらい。
ケグ本体の値段が1本に付き3,800円ぐらいtorpedoケグの方が高い!!😱
ドルが高というのもあるけど。
※ケグという性質上、スタックで運用ができる!と確信が持てているのであれば、Aliexpressのケグ(Cannonball Corneliusに似たやつ)で十分だったのに・・・😅
※次、機会があったらAliexpressのケグを購入してみるつもりです。
※そもそもスタックすることを考えなかったらAliexpressのもの一択ですね!🙌


2個口でアメリカから来ました。

アメリカの他のサイトではケグは輸送中に傷や凹む可能性があるから日本へは発送してないというサイトもありました。
今回買ったサイトでは全く問題なく、届いた商品も傷や凹みもなかったです。

さっそくレマコムの冷凍庫に仮置きしてみました。
左と真ん中はスタックしています。
高さ方向で出っ張っていますが、問題ありません!(これはKegeratorのページで説明します)

これはスタックせずにギチギチに配置した場合。
torpedoケグのスリムライン(直径が小さくて高さが少しある)だからできたんだろうな。
普通のtorpedoケグ(直径で2㎝ぐらい大きい)だとたぶん入らず、Aliexpressのケグも同様に入らなかったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です