Kegerator DIY その1

Kegerator(ケゲレーター)とは何か? 冷蔵庫を英語でRefrigerator(リフリジャレーター、略して「フリッジ」)というけれど、ビール用にタップが付いたものを、「樽」の英語である「Keg(ケグ)」との造語で「Kegerator(ケゲレーター)」と呼ぶ

Youtubeで検索するとDIYされているのがたくさん出てきます。
基本的にパーツと工具があれば比較的に簡単なDIYだと思います。

必要な部品はざっと以下だと思います。
①冷蔵庫or冷凍庫
②炭酸ボンベ(通称緑ボン)とレギュレター
③ケグ
④タップ
⑤シャンク
⑥Gas&Liquidラインとディスコネクト
⑦マニホールド(炭酸を分岐させる必要がある場合)
⑧サーモスタット(冷凍庫の場合)


DIYの要素としては冷蔵庫or冷凍庫の形にもよるのですが、例えば今回、自分が作ったKegeratorの場合はレマコムの三温度帯冷凍ストッカーのRRS-176NFです。
これは上開きのストッカーでまた三温度帯という名前の通り、冷蔵【8~0℃】、チルド【0~-5℃】、冷凍【-5~-20℃】の三温度帯をダイヤルで設定することができるもの。
ケグの保存には5~8℃ぐらいで良いので上記必要パーツの⑧サーモスタットは必要ありません。
冷凍ストッカーの場合は、0℃以下になるため、⑧サーモスタットは必要です。

RRS-176NFは上開きなので、上の扉を取り払って、本体と扉の間にカラーと呼ばれる部品を付けてそのカラーにタップをDIYします。
作り方はYouTubeやブログにたくさん出てきます。
※この他にドラフトタワーを付けるKegeratorもあります。
これは横開きの扉の小さい冷蔵庫などで作る場合が多いです。
他には大きな冷蔵庫の扉に直接、タップを取り付けるKegeratorもあります※


とりあえずDIYの順番としてはざっくりと以下です。
①動かせるように車輪を付ける(元々、付いていたものは小さいので大きい車輪に変更)
※Kegeratorを動かさない場合は必要ないです
②上開き扉の脱着
③カラーの作成と据え付け
④タップとシャンクの取り付け、マニホールドの取り付け
⑤上開き扉の据え付け
⑥ドリップトレイの設置
⑦ケグ、緑ボンの設置、ホースの接続


①車輪
元々、付いていた車輪は小さくてかなり汚れていたので大きい車輪にしました。
車輪が大きいので元々、付いていたものとポン付けで交換はできなかったため、木材を使って交換をしました。

ひっくり返してもともとの車輪を取った状態

電動ドリルで穴を開けます。

18㎜厚のラワンベニヤを取り付けします。
この上に車輪を取り付けるのでネジの頭が出ないように加工してあります。

車輪を取り付けです。

元々あった車輪がいかに小さいか・・・。
取り付けした車輪もそれほど大きくはないんですが・・。

4つの車輪を取り付けしました。


②上開き扉の脱着
これも簡単でネジを外すだけです。

4つのネジで取り付けられているだけなので簡単に取れます。

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